「じっくりと待つこと。」それも親が子どもにしてあげられることの一つだとあらためて感じました。

こんなことを思いました

今日、スーパーで見かけた光景。改めて「一人一人のペースがあって、それぞれのペースですごしていけばいいよね。」と思いました。

スーパーでの初々しい光景

今日は急ぎの予定がないのでスタートがゆっくり。朝の家事を済ませた後、軽く掃除も済ませて、近くのスーパーに食料の買い出しに出かけました。

今日はちょっとレジが混んでいる、お店自体はそんなにお客さんが多いわけではないのに、レジに並ぶ列の進みがゆっくり。

レジの方に視線を移して納得!「研修中」の札がかかっている。それも、私の並んでいるレジだけでなく、隣のレジも。

レジでバーコードでの読み込みを担当しているのは、私が並んでいるレジも隣のレジも若い男の子。

見た感じ、高校生のアルバイトかな?もしくは4月からこのスーパーに就職する新卒さんの研修生かな?という感じ。

息子と同じくらいじゃない…ちょっとモヤモヤ。

初々しいレジ係さんとっても丁寧で少し硬さが残る言葉使いから、緊張している様子が伝わってくる。かわいらしいなぁ。頑張って!

そんなことを思いながらレジに並んでいる間に、ふと気づく。

高校生のアルバイトさんだとしたら進路の決まった三年生かな?新卒さんにしても息子と同じ学年だよね。えらいなぁ~。

ここで浮かんでくる息子の顔。そして比べてしまう気持ち。

この子たちはちゃんとお仕事しているのに、息子ってば今日もゴロゴロ。息子もちょっとは見習ってアルバイトにでも行ったらいいのに!とちょっとモヤモヤ。

一人一人のペースがあるよね。

でもでも、とよーく考えてみる。息子の場合、そんなに急ぐ必要がある??

確かに今はのんびりしている息子。それでも本人もよーくわかっているみたいで時々「バイトしないとお小遣いがヤバい。」と言ってバイト情報誌を見たり、ネットで探したりしている様子。(実際に申し込みをするわけではないのですが。)

息子の場合、今はそれで充分だと思います。

親としては「人付き合いがうまくない息子だからこそ、少しでも早くいろんな場所に行ったり、いろんな人と関わったりして欲しいな。」という気持ちもあります。

以前の私なら、そんな気持ちが強くてイライラしたり「バイトしたら?」って言ったりしていたと思います。

でもね、今の息子ならきっと急がなくても大丈夫だ、って気がするんです。

すでにバイトをしている子たちと比べると、遅いかもしれないけれど、将来は働いているはずだと思うんです。だから急がなくても大丈夫。

今はのんびりして、やりたいことをやって心を元気することや、進学に向けてやるべきことをゆっくりと確実にすることの方が大事だと思っています。

まずはそれができていれば充分。

やるべき時がやってきたらやるはずなんだから、それまでは待つ。

子どもを慌てさせず、自分で動き始めるまで待つ。それも親の役目ではないかな、と最近は思うようになりました。

ゆっくり育てばいいよ

レジで頑張っていた子たちも自分のペースで進んでいる。息子も自分のペースで進んでいる。

それぞれのペースを大事にしながらみんなますます笑顔になぁれ。

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