同じ悩みを持っていた友達との再会。息子たちの成長を喜び合った一日でした。

こんな一日でした

今日はちょっとした講演会があり、参加してきました。講演会も充実したものでしたが、それ以上に嬉しかったのが同じ不登校というを経験し、お互いそろそろ出口が見えてきたかな、という友達に会ったこと。

久しぶりの同志との再会

最近はコロナウイルスが猛威を振るっているので、講演会や勉強会が難しいご時世になっている。

今日はソーシャルディスタンスや消毒に気を付けて開催された講演会。そこで思いがけず、久しぶりな顔に再会しました。

今日再会した彼女と私はかつて「息子の不登校」という同じ悩みを持っていたことのある同志。彼女の方が少し先輩。そんなに頻繁に会える関係ではなかったけれど、顔を合わせた時には「息子、元気?どうしてる?」とお互いの近況を話し合ったものです。

彼女は元々とても朗らかで優しく、柔らかい笑顔が素敵な人柄。そんな彼女も、息子さんのことが難しい頃の表情はどこかスッキリしないし眉もハの字に下がり気味。

「息子の良い所ってどこだろうね…。」と同じハの字眉の私と顔を突き合わせて話をしたものだなぁ。

ちょっと先を行く彼女の言葉に救われたこと

不登校の時期については学校に行けなくなったのも、落ち着いてきたのも彼女の息子さんが先でした。落ち着いてきたと言っても、お互いの息子が変わったというよりも、母である私たちが息子の状態を受け容れられるようになったという感じでした。

彼女が先にトンネルを抜け始めた頃、私の方は悩みの真っただ中。彼女は、泣きそうな顔をして息子の様子を話す私の言葉を穏やかに聞いてくれて「不登校あるあるだね~、大丈夫。大丈夫だよ、あなたの息子さんなんだから。」「うちの子もあなたの子もとってもいい子なんだよ。」と優しく力強く励ましてくれました。その言葉に何度救われたことか。

子どもも親も成長したよね

コロナのことがあったり、お互い忙しかったりで彼女とは長い時間会うことがありませんでした。そして、今日の講演会に彼女が参加していたことも知らずでした。

そんな状態での本当に思いがけない再会。彼女の顔が見えた時には軽い驚き、そして、嬉しいと言う気持ちがこみ上げてきました。

そして、あの一言「息子、元気?どうしてる?」。

彼女は「なんだか、うちの息子、最近やる気が出てきたみたいで、急に勉強し始めたのよ。バイトにも行っていて、お店の人に可愛がってもらっているみたい!」と嬉しい近況を話してくれました。

私の方も「うちも専門学校、決まったよ。将来取りたい資格もあるみたい。」と報告し、二人でお互いの息子の成長を喜び合いました。まるでこれまでの苦労までいとおしむかのように。

そんな喜びを分かち合ったあと、お互いの口から出たのは「でもね~、この先もどうなるかはわからないよね。」って言葉。そしてエヘヘ笑うような表情。

そんなやりとりの後、最後に彼女が言った言葉が心に残る。「子どもたちもいろいろあったけど、そのおかげで私たちも成長したよね、今は‟あの子たちは何があってもOK!”って思えているんだから。」

優しい彼女の心からの笑顔が嬉しい。

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