今日は久しぶりに実家に行ってきました。そう言えば息子の心が不安定になった時、実家にはお世話になったなぁ。
今日の記事はそんなことについて書いてみようと思います。
「遊びに行くからね」の一言を喜んでくれる人たち。
少し前から実家に取りに行きたいものがあり、そろそろ行こうかな、と思っていました。今日は夫が休みだったので、車を出してもらうことになりました。
少し前に電話で「2日後に行くからね。」と伝えると、「待ってるからね。」と声が喜んでいる。
なんにも特別なことはできないのにな、待ち遠しく待ってくれている人がいるって幸せだな、とほんわかした気持ちになりました。

私の味方でいてくれた父と母
今も父と母には甘えっぱなしですが、息子が前の高校を辞める少し前の気持ちが不安定になり始めたころ、二人には本当に助けられました。
息子が学校に行けない、そんなことを話せるのは、限られた人だけ。一人で抱えきれないことがあった時にはよく母に電話して話を聞いてもらったものです。
母は「なんで学校に行かせないの?」とか「あなたがしっかりしなきゃ。」ということは全くなくて、「私の育て方が悪かったのかも知れない。」、「私のせいだ。」と自分を責めている私に「そんなことはないよ。」「息子がしんどいなら無理して行かせることはないよ。」「生きててくれて良かったね、それで充分だよ。」って何度も励ましてくれました。
そして、母から話を聞いていた父もうるさく言うことはなく「息子が元気ならそれでいい。」とだけ言ってくれました。
そんな言葉にどんなに救われたことか…。この父と母で良かった。

息子の絶対的な味方でいてくれた父と母
息子が心のバランスを崩し始めた頃、一度だけ息子がプチ家出をしたことがありました。
どんなことが原因だったのか、今では思い出せませんが私と口論になり、家を飛び出した息子。
その時は私も頭に来ていたので、息子が飛びだしても追いかけることもしませんでした。「どうせ行くところないだろうし、暗くなったらに帰ってくるよ。」ってたかをくくっていました。
イライラしながらしばらくすごしていると実家から電話、「息子、こっちに来てるよ。詳しいことは何も聞いてないけど、いろいろあったみたいだね、今日はこっちに泊めるから安心して、たまにはゆっくりしたらいいよ。」と。
あの時の息子はそのまま私と同じ場所にいるのに耐えられなかったのだろうな。
「おじいちゃんとおばあちゃんは何も言わずに自分を受け容れてくれる。」息子にとって父と母はそんなふうに信じられる二人だったのでしょうね。

その日は私も夫とゆっくりと話ができましたし、父と母のおかげで息子の気持ちも少し落ち着きを取り戻したようで、次の日には家に戻ってきました。
あの時私の実家に逃げ込めなかったら、息子はどうしていたんだろう。そう思うと今でもそわそわしてしまいます。
息子にちゃんと逃げ場があって良かった。逃げ場になってくれた二人がとてもありがたかったです。どんなことがあっても息子の味方でいてくれる存在が息子にも私にもありがたいです。
このご時世なので先日遊びに行った時には長居をすることはできませんでしたが、二人とも元気になってきている息子と嬉しそうに話していました。
レアな道を行く私たちの味方でいてくれてありがとう、お父さん、お母さん。
また遊びに行くから元気でいてね。
コメント
お母さんお父さんが味方になってくれて本当に良かった。いい逃げ場があって良かった。ありがたいね。うちの子には逃げ場がなかったのかもしれない。逃げ場がゲームなのかも。私、責めてしまうからあかん。よかれと思って言いすぎてしまう。困ったものだ。もうちょっと努力します。
グリさん
コメントありがとうございます。
当時の父と母の対応はありがたかったです。
グリさんのお子さんにとって「今は」ゲームが逃げ場所なのかもしれませんね。
気になる気持ち、わかります。大事なお子さんですものね。
お子さんたぶんゲームと付き合ううちに
ご自分でいろいろと感じて、自分でゲームとの付き合い方を
考えていかれるのではないかな、と思います。
ソワソワしながら見守るってなかなか大変ですが、
お互いゆっくりと見守っていきましょうね。
心の中ではソワソワしながら(笑)!