たわいもない話って、すごいなぁと思います。

こんなことを思いました

コロナウイルスの影響で最近は人と会う機会がグッと減ってしまいました。それにつれて話をすることもグッと減ってしまってちょっと寂しい。

家族とは話ができるけど、たまには誰かとあって話に花を咲かせたいなぁ。次に友達に会ったらどんな話をしようかなぁ…。

楽しい話はどんな話?

友達とワイワイ話している時、どんな話で盛り上がっていますか?

どんな話をしていると「あ~、楽しいなぁ~、って思いますか?」

私の場合を思い出してみると本当にたわいもない話をしている時に楽しいな、とかおもしろいなって感じているように思います。

例えば「この間食べた○○というお菓子がおいしかった。」、「へぇ~、おいしかったんだ、また今度買ってみよう!」とか「この間子どもにこんなことを言われた、失礼だよねぇ。」、「え~、それは失礼だねぇ。」なんていうどうでもいいような話。

正解もなければ学ぶこともない、一言で言ってしまうとどうでもいい話(笑)。

でも、こんな話を重ねることが楽しいし、嬉しいなぁ。

ただ受けてめてもらえている感覚が好き

正解もなければ学ぶこともない。確かにそうなんだけれども、何かはあると思います。自分の感じたことをそのまま受け止めてもらえているという、喜びというか、安心感というかそんなもの。

すごいね!という称賛はないのだけれども、否定もされない。そんな嬉しさっていうんでしょうか?

「〇〇というお菓子がおいしかった。」と言うと「そうなんだ。」とか「あ~、おいしいね。」という返事が多いですよね。

わざわざ「え~、あんなのおいしくないよ。」という人は少ないし、「そのお菓子の原材料は〇〇と△△と××と…。」と続くこともほとんどない。

だから、安心して話せるし、もっともっと話したくなる。そして、意味のない話を心地よく話せることを重ねるから大事な話もできるようになるのではないかな、と私は感じています。

答えや成果がある話ばかり求められると話したくなくなりませんか?

もちろん仕事の時には答えや成果を話すことは大事。でも、おうちや友達との話ならそればかりでは、めんどくさくて「もう話すのはよしておこう。」って気持ちになりそうではないですか?

でもね~、親ってやってしまいがちですよね。

自分自身が不安だからそれを解消したくて「将来はどうするつもり?」「進路はどう考えているの?」「どうするつもりなの?」といきなり答えを求めてしまう。

そんな話ばかりって大人でもちょっとしんどいですよね。

好きなマンガやアイドル、ゲームの話などを否定せず聞いてもらうからこそ安心できる。

正直に言うと、マンガやテレビ、アイドルやゲーム、親としては「そんなのどうでもいいじゃない。それより大事なこと、たくさんあるでしょ?」って言いたくなる話題ですよね。

でも、そんなどうでもいいことを話す自分も受け容れてもらえる安心感があるからこそ本当の自分の気持ちや考えを話せるのではないかな?と思います。

まずは、たわいもない話をじっくりと聞いてもらえる喜びをたっぷりと感じさせてあげたいですね。

どんな話をするあなたも大好きだよ、って。

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